ホームページの「住所(ドメイン)」が自分の名義になっているかどうかで、それが財産として残るか、手元から消えてしまうかが変わります。確かめ方はかんたん。頼む前に「ドメインは誰の名義になりますか?」と一言聞くだけ。これだけで、長く安心して使えるかが見えてきます。
おさらい:ドメイン=ホームページの「住所」
前回、ホームページは「コード(設計図)」「サーバー(土地)」「ドメイン(住所)」の3つでできている、という家のたとえをお話ししました。覚えていなくても大丈夫です。今日いちばん大事なのは、このうちの「住所」だけです。
〔お店や会社の名前〕.com のような、お客さんがたどり着くための文字列——それがドメイン(住所)でした。今日は、この住所が「誰のものか」で何が変わるのか、というお話です。
※ 家のたとえをはじめから読みたい方は 「ホームページって、結局なに?」 をどうぞ。
なぜ「住所」だけが財産になるのか
ホームページの3つの中で、引っ越しても変えられるものと、変えずに持っていけるものがあります。
設計図(コード)も、土地(サーバー)も、引っ越せば変わります。別の制作会社に頼めば、見た目も作り直しになりますし、置き場所のサーバーも変わります。けれど住所(ドメイン)は、名義が自分になっていれば、そのまま持っていけるのです。
これは、お店を移転するときと似ています。建物や内装は変わっても、「あのお店」という看板はそのまま。長く使ってきた住所(URL)には、名刺やチラシに書いた連絡先、検索エンジンに積み上がった評価、覚えてくれたお客さん——いろいろなものがぶら下がっています。住所が自分のものなら、それらをまとめて引き継ぎやすくなります。
見た目や中身は、会社が変われば新しく作り直すのが普通です。ここは「持っていくもの」というより、その都度つくるもの。
置き場所も、頼む会社によって変わります。ここも基本は乗り換えのたびに移るところ。手元に残すものではありません。
住所だけは、自分の名義になっていれば引き継げます。だからこそ、3つの中であなたの財産として残るのはここなのです。
気をつけたいのは「業者名義のまま」のケース
ここが、今日いちばんお伝えしたいところです。ホームページを作ってもらうとき、住所(ドメイン)の名義が自分ではなく、制作会社の名義のままになっていることがあります。
悪気があってそうなる、という話ではありません。契約の作り方しだいで、自然とそうなってしまうことがある、というだけです。けれど、名義が手元にないと、後からこんな場面で困ることがあります。
「別の会社に変えたいのに、住所ごと引き継げないと言われた」。「移すのに、まとまった費用を求められた」。「制作会社と連絡が取れなくなり、サイトが見られなくなってしまった」。実際にこうしたご相談をいただくことがあります。いずれも、住所の名義が自分の手元にあれば、避けたり和らげたりしやすい話です。
逆に言えば、住所が自分の名義になっていれば、「ここの会社とは合わないな」と思ったときに、看板を持ったまま身軽に動けるということ。その安心感が、ホームページを「財産」と呼べるかどうかの分かれ目になります。
図でみる:名義が「自分」か「業者」か
同じホームページでも、住所の名義がどちらにあるかで、いざというときの動きやすさがまったく変わります。鍵を持っているのは、どちらでしょうか。
頼む前に、この一言を聞いてみてください
むずかしい知識はいりません。ホームページの相談をするとき、「ドメインは誰の名義になりますか?」と一言聞くだけで十分です。持ち帰れるチェックとして、次のことを確かめておくと安心です。
- ドメイン(住所)は、自分(御社)の名義になりますか?
- もし別の会社に移したくなったとき、同じURLを引き継げますか? その費用はいくらですか?
- 解約したとき、ホームページのデータ(文章や画像)はもらえますか?
こうした質問に、はぐらかさず分かりやすく答えてくれるかどうかは、その会社と長くお付き合いできそうかを見るうえでの、ひとつの目安になります。答えに納得できれば、それだけで一歩、安心して進めます。
「.com」「.jp」「.co.jp」、どれでも考え方は同じ
住所の末尾には、いくつか種類があります。世界中で広く使われる「.com」、日本向けの「.jp」、日本で登記された法人だけが取れる「.co.jp」などです。.co.jp は法人の証明書付きの住所のようなもので、取引先に信頼感を伝えたいときの選択肢になります(取得には年5,500円・税抜が別途かかります)。
とはいえ、どの末尾を選んでも、「名義が自分のものか」という財産の話は同じです。末尾の種類より先に、まず「この住所は自分のものとして残るのか」を確かめる——その順番だけ覚えておけば大丈夫です。
NODE TOKYO の場合は、どうなっているか
私たちの考え方も、ここでお伝えしておきます。NODE TOKYO では、ドメイン(住所)の利用権はお客様に帰属します。日々の更新や設定はこちらで代行しますが、住所そのものの持ち主はお客様です。「所有はお客様、お世話は当社」という分担だとお考えください。
あわせて、HTMLや画像などの制作データも、お申し出いただければ無償でお渡しします。契約の縛りもなく、いつでも解約できます。料金は初期費用0円・月額6,980円(税抜)。「合わなければやめられる」状態を保つことが、安心して始めていただくための前提だと考えています。
※ 解約後のドメインや移管の扱いなど、こまかな条件は よくある質問 にまとめています。気になる点は、遠慮なくご相談ください。
住所は、あなたのものに。
ドメイン(住所)の利用権はお客様に帰属。データもいつでも無償でお渡し、契約の縛りもなし。初期費用0円・月額6,980円(税抜)。
「名義ってどうなるの?」という素朴な疑問から、お気軽にどうぞ。まずは無料で、御社のサンプルを1案つくってご覧に入れます。